予防・メンテナンスについて

治す前に“防ぐ”を大切にしましょう
悪くなった部分を治療するだけでは、お口の健康を維持することはできません。むし歯や歯周病を防ぎ、歯に大きな負担がかかる治療を必要としないよう、日頃から予防に取り組むことが大切です。甲斐市にある当院では、予防・メンテナンスに力を入れており、患者さんと一緒にお口の健康を守るための取り組みを進めていますので、どうぞお気軽にご相談ください。
TROUBLE こんな場合はご相談ください
- むし歯になりたくない
- 歯をクリーニングしたい
- 生涯自分の歯で食べたい
- 正しい歯みがきを知りたい
- 歯周病が心配
- 効果的なケアを知りたい
- 歯を大事にしたい
- 長く検診を受けていない
など
当院の予防・メンテナンス

「定期管理型予防歯科医院」として
質の高い予防ケアを提供
当院は、お口のトラブルを未然に防ぐために継続的な管理を行う「定期管理型予防歯科医院」です。予防ケアの中心となる歯科衛生士は、歯周病や予防歯科に関する専門的な知識を深めるため、院内勉強会や外部セミナーに積極的に参加しています。スタッフ全員が、患者さんのお口の健康を守りたいという想いを大切にしながら、日々の診療に取り組んでいます。
定期管理型予防歯科医院とは?
定期管理型予防歯科医院とは、むし歯や歯周病といったお口のトラブルを未然に防ぐため、継続的な管理と予防ケアに重点を置く歯科医院のことです。お口の状態を丁寧に把握し、リスクを明確にしたうえで、患者さん一人ひとりに合った予防プログラムをご提案します。定期的に通院していただくことで、お口の健康状態を長く維持しやすくなり、将来的な治療負担の軽減にもつながります。
定期管理型歯科医院としての取り組み

1.初診時に丁寧な検査・
カウンセリングを実施
初回の診療では、しっかりと時間を確保し、丁寧なカウンセリングと詳しい検査を行います。初回に治療を行うことは基本的にありません。所用時間の目安は、カウンセリングが30分、検査が60分です。長く感じられるかもしれませんが、患者さんのお口の状態を正確に把握するためには必要な時間だと考えています。ご理解いただけますと幸いです。

2.多項目唾液検査でお口の状態を確認
さまざまな項目を短時間で調べられる唾液検査システムを導入しています。むし歯や歯周病のリスクを判断するために重要な6項目を、わずか5分程度でチェックできるのが特徴です。検査結果は、歯の健康・歯ぐきの健康・お口の清潔度などが一目でわかるチャート付きのシートにしてお渡ししています。

3.スカンジナビア型の
予防診療モデルを導入
スウェーデンをはじめとしたスカンジナビア諸国は、予防型歯科医療を早くから実践し、お口の健康維持に高い成果を上げている地域です。当院では、このスカンジナビア型の診療モデルに学び、詳細な検査と精密な診断に基づく予防管理を行っています。適切な診療を継続することで、生涯にわたりお口を健康な状態に保つことを目指しています。
当院の予防診療モデル
精密検査で
原因を明確に
予防ケアと治療で
根本からアプローチ
継続した管理で
健康状態を維持
ささもと歯科の
予防診療
モデル
治療内容
プロフェッショナルケア

スケーリング
歯科医師や歯科衛生士が、スケーラーと呼ばれる専用の器具を使って、歯の表面や歯と歯ぐきの境目についた歯垢や歯石を取り除く処置です。汚れを除去したあとは、再び汚れがつきにくいように歯の表面を滑らかに整えます。

PMTC
専用の機器やペーストを使用して、歯科医師や歯科衛生士が行う専門的なクリーニングです。毎日の歯みがきでは落としきれない歯垢や着色汚れ、細菌の塊であるバイオフィルムなどをしっかり除去します。クリーニング後は、歯の表面を滑らかに整え、汚れがつきにくい状態に仕上げます。

ブラッシング指導
患者さん一人ひとりのお口の状態に合わせて、正しい歯みがきの方法をアドバイスします。磨き残しが多い場所や磨く力の強さ、歯ブラシの動かし方などを確認しながら、より効果的に汚れを落とせる方法を丁寧にお教えします。日々のセルフケアを見直すことで、より健康なお口の環境づくりにつながります。
セルフケア

毎日の歯みがき
お口の健康を守るセルフケアの基本は、毎日の歯みがきです。お口の状態や磨き方の癖によって、効果的なブラッシング方法は変わります。歯科衛生士のアドバイスを取り入れ、ご自身のお口に合った方法で丁寧に磨くことが大切です。

補助清掃用具
歯ブラシだけではどうしてもみがき残しが生じてしまい、むし歯や歯周病の原因になることがあります。デンタルフロスや歯間ブラシなどの補助清掃用具を併用することで、歯ブラシが届きにくい部分の汚れもしっかり取り除くことができます。用具の選び方や正しい使い方は、歯科衛生士が丁寧にレクチャーいたします。

食事・栄養指導
毎日の食事はお口の健康と密接につながっています。予防の一環として、注意したい食べ物や飲み物を意識したり、食事の取り方を工夫したりすることで、むし歯や歯周病のリスクを抑えられます。当院では、こうしたセルフケアを続けていただけるよう、患者さんの生活に合わせたアドバイスもお伝えしています。
歯科先進国との比較
オーラルフレイル
(口腔機能低下症)について

お口の老化に早い段階から
備えましょう
「口腔機能低下症(オーラルフレイル)」とは、加齢に伴って徐々にお口の働きが弱くなる、いわば“お口の老化の初期段階”です。食べづらい、飲み込みづらい、発音しにくいといった症状が現れ、放置すると生活の質の低下につながります。お口の機能低下は全身の健康にも影響し、誤嚥性肺炎や認知症などのリスクとも深く関わっています。甲斐市にある当院では、こうしたリスクに早い段階から備えるため、口腔機能の検査や治療、トレーニングを行っています。
検査について

検査によりお口の機能低下を
チェックします
口腔機能低下症(オーラルフレイル)の診断には、7つの基準が設けられています。当院では、舌や唇の筋力、お口の乾燥度などを測定する専用の器具を用いて、これらの基準に基づいた検査を行っています。7つのうち3項目以上が該当し、歯科医師の診察でも機能低下が認められたかたは、早期に適した対策を始めることをおすすめしています。
口腔機能低下症の7つの評価基準
3つ以上当てはまる場合は要注意です
- お口の衛生状態が悪い
- 舌が押す力の低下
- お口の中が乾燥している
- 食べ物を噛み砕く力の低下
- 噛む力の低下
- 飲み込む力の低下
- 舌・唇の運動機能の低下
治療・トレーニングについて

歯科衛生士による
口腔機能トレーニング
検査の結果、口腔機能低下症と診断された患者さんには、歯科衛生士がお口の機能維持・回復を目指したトレーニングをご案内しています。トレーニング方法を解説した動画をご覧いただけるQRコード付きの資料もお渡しし、ご自宅でも取り組んでいただけるようサポートしています。定期受診の際には、お口の状態やトレーニングの効果を丁寧に確認し、一人ひとりに合ったケアを継続します。
日本摂食支援協会認定歯科衛生士が在籍しています
当院には、摂食嚥下障害の専門機関である日本摂食支援協会認定の歯科衛生士が在籍しています。口腔機能低下症(オーラルフレイル)の進行によりリスクが高まる摂食嚥下障害に対して、専門的な知識に基づいた指導やサポートを行えることが当院の強みです。
定期検診について

定期検診が
お口の健康を未来へつなぎます
普段の歯みがきでは落としきれない汚れは、時間とともに蓄積し、むし歯や歯周病の原因になります。気づかないうちにお口のトラブルが発生し、進行してしまう可能性も少なくありません。甲斐市にある当院は、保険診療で月1回の定期検診を受けられる「口腔機能管理体制強化歯科医院」に認定されています。定期的に検診を受けることで、お口の健康を長く守りやすくなりますので、ぜひ定期検診を習慣にしましょう。
